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Zapple fashion diary

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岩波新書青版
丸山真男先生の『日本の思想』
1961年初版です。

PC2-002.jpg

定番中の定番の名著なんで
いまさらなんですが
最近いろいろ思うところがあって読み返したりしています。

とは言っても何度読んでも難しくて半分以上理解していませ~ん。

最近では年間ベストセラーと言えば
上位のほとんどを占めるのが各社発行の新書サイズのもの。
ビジネス系からエッセーや学術ものまでなんでもかんでも
新書で勝負!みたいな状況ですね。

2時間もあれば十分読めるように
お手軽に要点をかなり手際よくまとめた
新書スタイルが受けているようです。

ですが
『日本の思想』に関してはそう簡単に読めるたぐいの本ではありません。
う~ん難解。
むかしの読者は頭が良かったんですか?
これほどの本格的な難しい本を新書で出すなんて‥‥。
岩波のステータスがここにありますね。

はっきり言って前半というか3分の2以上は相当勉強しないと理解できないはず。
わたしは文体が好きで分けもわからず何度か読んでいますが。
相変わらず全く意味わかりません。


かろうじて分かったような気がするのが最後の章
「である」ことと「する」こと

昔の活版印刷の活字の味。
最近のDTPにはないです。
いいな。

PC210003.jpg

「良い制度から必然的に善事が、悪い制度から必然的に悪事が生み出されるという
思考のパターンが固定化すると、それは認識としては誤りであるばかりでなく、
実際としてもはなはだ危険な結果になります。」

あまりにも有名なこの一節。

丸山先生は政治風潮を視野に当時はまだまだ勢いのあった共産主義のことなどを例に
上のような書き方をしていますが
この一文は全くどんなシチュエーションにも
またいつの時代にも鋭く突き刺さる言葉だと思います。

会社の中や社会でのルール
ご近所付き合いから学校のPTAまで
さまざまなコミュニティで上記のような言い方が可能だと思われます。

思考のパターン化イコール思い込み。
これを「何々である」という「である」で象徴します。
肩書きや身分なども「である」です。

「民主主義である」だから良いのだ。
という考え方は完全な思考のパターン化です。

一方
「何をするか」という代表が「する」です。
身分や役職にとらわれずに
「する」ことでその人や制度を評価します。

両方にメリットとデメリットがあるので
丸山先生もどちらが良いとはもちろん言っていませんが
少なくとも今後は「する」の方向に向かうことだけは
言及されています。

最近の強烈な不景気に『日本の思想』
何かヒントはないですか?

モチベーションUPにも使えないですか?

そう思いながらの再読でした。





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