
神田の古本屋でゲットした
現代美術の巨人
マルセル・デュシャンの本格的に分厚い伝記です。
ページ数はあるけど一気読みです。
新品で買ったら1万円。
確かに決定版と呼ばれるだけあって
すごい情報量ですね。
労作。
謎に包まれている
デュシャンの生活の様子が手に取るように
そこに存在するかのように描き出されています。
キュビズムから
ダダを通過してシュールレアリスムと
時代背景や交遊関係もくわしくて
縦横無人なデュシャンの振る舞いが
とても魅力的です〜。

現在
デュシャンの代表作にして
現代美術最大の問題作
『大ガラス』はフィラデルフィア美術館にあります。
映画『ロッキー』でスタローンが早朝トレーニングで走り抜けて
天高く両手を挙げてガッツポーズをする
あの有名なシーンが美術館前の大階段です。
デュシャンの遺言通りに
中庭が窓から臨めるさほど広くはない一室が
『大ガラス』専用の展示場所です。
わたしは
かれこれ10年も前に
どうしても『大ガラス』をこの目で見たくて
NYからアムトラックで日帰りしました。
なんせ
すでに大きくひびの入ったガラスでできているので
今後もこの部屋から一歩たりとも動かせないと言われる作品です。
この目で見ないことには死ねないな‥‥との想いで
はるばるですよ。
まぁわたしにとって
デュシャンは永遠のテーマなので‥‥。

